【実体験】AWS SAP-C02を1ヶ月で取得した勉強方法

この記事でわかること

AWS SAPでおすすめの参考書

AWS SAPの実際の勉強法

AWS SAPの勉強時間

こんにちは、あらたです。

先日AWS SAP-C02の試験を1ヶ月の勉強で1発合格することができたので、合格するまでに行った勉強方法についてまとめました。ちなみに僕は、合格点750点のところ843点で合格しているので比較的余裕を持って合格することができています。

なお、AWS SAPを受験するにあたって下位資格である、AWS SAAを先に取得することをおすすめします。SAPを受験するにあたってAWS SAAレベルの知識は必須となってくるからです。

目次

前提:筆者受験時のレベル

僕は、SAPを取得する前に以下の取得を取得しています。

取得資格取得時期
基本情報技術者2022年7月
情報セキュリティマネジメント2023年11月
CCNA2023年11月
AWS CLF2023年11月
AWS SAA2023年12月
AWS DVA2023年12月
AWS SOA2024年1月

資格以外の実務としては、インフラエンジニアとして3年間ほどオンプレのサーバの設計構築、ネットワーク構築などを担当していました。しかし、クラウドについての実務経験はありません。

AWS SAPの勉強方法

ではここから実際に僕が資格取得までに実施した勉強法方を解説します。

①AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルでサービスの概要を掴む

②AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説で問題演習を行う

③Cloud Teachで問題演習を行う

④わからない部分をブラックベルトで補いながら実際にハンズオンをする

⑤さらにCloud Lisenceで問題演習を行う

AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナルでサービスの概要を掴む

まずはこちらの参考書を読んで、SAPに出てくるサービスの概要を掴みました。

この本は、図やコード(設定等)が多く使われているのでとても理解が深まります。セクションごとに確認テストが十数問含まれているので、理解を確認しながら読み進められます。実際に参考書のレビューも見てみましたが、このテキストのみで合格している人もいるようです。

ただ、この参考書のみで合格しているような人は、実際にAWSの業務に深く関わっている人だと思います。業務でAWSに携わっていない人はこの本のみでの合格は難しいのではないかなと思います。

なので、この参考書を1週終えたら次の参考書に移りました。

AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説で問題演習を行う

この参考書は問題演習をメインとした参考書になります。実際に1問につき1つ詳しい解説があって、とても理解しやすかったです。実際の試験の問題の傾向も掴みやすく、おすすめできる一冊です。

ただ、一点少し内容が古いので、SAP-C02に対応していない部分もあります。

この参考書は最後に75問の問題演習があるのですが、こちらの点数が9割近く取れるようであれば、合格できると思います。

Cloud Techで問題演習を行う

さらにCloud Techを使って問題演習を行いました。

こちらのサイトでは、すべてのAWS認定資格の問題を解くことができます。SAPに関しても300問ほど問題演習をすることができます。

こちらのサイトの良いところは、SAPすべての問題が図解されていることです。SAPの問題を解く際に、どのような構成なのか、瞬時に思い浮かべる必要があります。このサイトでは図解されているため、問題文と併せて構成図を確認することができるので、とても分かりやすく学ぶことができました。

実際に僕は300問を3週ほど解きました。1周目は半分程度しか解けませんでしたが、徐々に正答率は上がっていきました。1周めが辛いですが頑張ってください。

わからない部分をブラックベルトで補いながら実際にハンズオンをする

Cloud Techを使用しても理解できない部分はAWS公式のブラックベルト動画で補います。

特に、管理権限周りの部分は理解しずらいと思うので、ブラックベルトをみて理解を深めました。

さらに、Udemyを用いて実際にハンズオンも行いましたが、ハンズオンはしなくても合格はできると思います。

というのも、SAPにはDVAのような設定項目の詳細を問われる問題はあまりありません。なのでハンズオンしなければ解けない問題というものは、少ないと感じたからです。

Cloud Lisenceで問題演習を行う

最後にCloud Lisenceを使用してダメおしの問題演習をしました。

Cloud Lisenceも問題演習をすることができるのですが、こちらの問題演習を最後にしたのは理由があります。

こちらの問題演習サイトは、問題数は多いですが、図解はありません。なので、Cloud Techに比べて解説が理解しずらかったです。

そのため、Cloud Techで構成図を思い浮かべることができるようになってからこちらの問題集を実施した方がいいです。

問題は500問あったのですが、僕はこの問題集を2周してから間違えた問題をお気に入りに入れて、さらに2周しました。こちらも1周目は大変だと思いますが、頑張って取り組みましょう。

勉強時間

実際に僕が勉強した時間は平日4時間休日10時間で約150時間でした。

正直、Cloud Techで問題演習を完璧にすれば合格することができるレベルには達することができると思うので、もう少し短い時間でも合格は可能だと感じました。

試験時のポイント

試験時は以下のポイントを意識しました。

①問題が求めているものが「可用性」なのかなのか「金額」なのか「運用」のしやすさなのかをetc..を理解する

②わからない場合は一度飛ばして、見直しの際に構成図を書いて解いてみる

問題が求めているものが「可用性」なのかなのか「金額」なのか「運用」のしやすさなのかをetc..を理解する

問題文の最後に、上記のうちどれを意識してシステムを構築するか記載されている場合が多いです。こちらを必ず意識して解答を選ぶようにしてください。

例えば運用のしやすさに重きを置くのであれば、サーバレスのシステムを構築した方が良いですよね。

「可用性」を求めていも、できる限り予算を抑えたい場合は、「アクティブ・アクティブ」の構成は選択できないですよね。

このような部分は問題文の最後に記載されていることが多いので、この部分を見逃さないようにしましょう。

わからない場合は一度飛ばして、見直しの際に構成図を書いて解いてみる

わからない問題も必ず出てくると思います。そんな時は一度問題をチェックして問題を飛ばしてしまいましょう。わからない問題に時間をかけすぎてしまうと、その後の時間配分が乱れてしまいます

実際に僕も、見直しの際に構成図を書いてみると、あっさりと解けた問題があったので、わからなかったら構成図を書くように意識してみましょう。

まとめ

以上、AWS SAPを1ヶ月で取得した勉強法方でした。

この記事が誰かの役に立っていただけたのなら幸いです。試験時間が3時間あるので、本番テスト前は、勉強しすぎないようにしましょうね。

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